オランジェット

オレンジの皮を10日間シロップで煮詰め、糖分をじっくり浸みこませ、透明感のあるスティック状のオレンジ・コンフィに1本づつチョコレートコーティングとココアを塗しました。 オレンジの持つほろ苦さと洗練されたチョコレートの甘さのバランスは当店自慢の逸品です。御贈答用にどうぞ。 *『オンラインショップ』はアクセスページからご利用いただけます。

オランジェットの工程説明
①オレンジの皮を10日間かけてゆっくりと糖度を上げていきます。この工程で芯まで甘く柔らかいオレンジピールが出来上がります。
多すぎるわたの部分は、一つずつ丁寧に、程よい厚さになるように削ります。
次に、手でスティック状にカットしていきます。
1本にかかるチョコレートの量は決まっている為、太すぎるとオレンジが多すぎ、細すぎ ると逆にチョコレートが多すぎてしまいます。
カットした後は、出来るだけ早くチョコレートコーティングを行います。
時間を置いてしまいますと、オレンジピール自体が乾燥しはじめて固くなってしまうからです。
 当店のオランジェットの特徴の一つは、オレンジピールの柔らかさにあります。
②コーティングするチョコレートですが、スイス産ベルレーン社のカカオ分56%を使用しています。このチョコレートは、程よい苦みがあり、甘さと深いコクと芳醇な香りを持つとてもバランスの良いチョコレートです。
そして最大の特徴は、オレンジピールとの相性が素晴らしく良いということです。

これはとても大切なことで、世界中の数あるチョコレートの中で個性が有りチョコレート単体で食べるととても美味しいものでも、オレンジピールとバランスが良くない場合があります。
③オレンジピールの持つ香り、酸味などと相乗効果をもたらすチョコレートでなければなりません。

口溶けも大切です。コーティングするチョコレートは、テンパリングを行います。
テンパリングとは、チョコレートに含まれるカカオバターを分解し、安定した細かい粒子に結晶させて融点を同じにする為の温度調節のことです。
テンパリングを行うと、艶やかで柔らかい口当たりのなめらかな口溶けのチョコレートに仕上がります。
④コーティングは、チョコレート専用の機械を使い1本1本厚みのムラが出来ないようにかけ、すぐにココアに並べます。

ここでは、温度調節が大切になります。
チョコレートの温度が32度を超えてしまうと口溶けが悪く、白っぽい仕上がりになってしまいます。
また、温度が低すぎる場合は、オレンジピールに厚くかかってしまい、全体のバランスが崩れてしまいます。
このようにして、当店のオランジェットは作られていきます。